財布を取り出す瞬間に、思わず見とれてしまう――そんな体験をしたことがあるでしょうか。
印傳屋上原勇七の「No.2314 束入Z」型は、甲州印伝の400年を超える伝統と、現代の実用機能が見事に融合した、まさに一生を共にする逸品です。

甲州印伝は、山梨県甲府を発祥とする日本の伝統工芸です。
鹿革に漆で模様を施すその技法は、戦国時代には武将の甲冑や馬具にも用いられ、江戸時代には庶民の間にも広まりました。

印傳屋上原勇七は、その伝統を今日まで守り続ける老舗中の老舗。創業から400年以上、一切の妥協なく職人の手仕事を受け継いできた工房です。

現在では経済産業大臣指定の伝統的工芸品にも認定されており、国内外から高い評価を受けています。そんな歴史と格式を持つブランドが手がけた「No.2314 束入Z」型は、日常使いの財布でありながら、持つだけで凛とした風格を醸し出します。

素材は古くから武具にも使われてきた鹿の革。しなやかで軽く、使い込むほどに手の形へと馴染んでいく、天然素材ならではの経年変化が最大の魅力です。そこに職人の手によって丁寧に施された漆模様が「クレマチス」。

蔓を伸ばし、可憐に咲き誇るその花柄が、黒地に白漆の凛とした配色で浮かび上がります。黒の深みと白の清潔感が絶妙に交わり、和装にも洋装にも年齢を問わず品よく映える佇まいです。

美しいだけではありません。このお財布は機能面でも一切の妥協がありません。

ギャルソン式の大型コインポケットが最大の特徴です。ホックを外すと三辺のかぶせが立ち上がり、大型のボックス型小銭入れが出現。小銭がひと目で見渡せるため、レジでもたつく心配がなくなります。キャッシュレス化が進む今でも、硬貨をスマートに扱えるこの設計は多くのユーザーから支持されています。

収納力も驚異的です。カードポケットは28枚分、札入れは2か所、外側と背面にも大型ポケットを完備。背面ポケットはとっさに取り出したいカードやレシートをサッとしまえる親切設計で、日常の細かなストレスを解消してくれます。

サイズはスリムながら大容量を実現。金具をほとんど使わない設計で、重さはわずか155g。毎日持ち歩いても疲れません。

印伝の財布には、量産品では絶対に味わえない楽しみがあります。使い続けるほど白漆がやわらかく変化していき、革も独特の艶と色合いを帯びていく。気づけば世界にひとつだけの、自分の手に育てられた財布が完成しています。

その変化の過程こそが、印伝を愛する人々が手放せない理由です。10年後、20年後も共に在り続ける財布として、これほどふさわしい一品はないでしょう。

見た目の美しさ・素材の質感・機能の充実、すべてが高い次元でまとまった財布です。ご自身へのご褒美に、あるいは大切な方への贈り物に。日本の職人が一点一点丁寧に仕上げた本物の工芸品として、手にした瞬間からあなたの「相棒」になる財布です。